研究課題
基盤研究(A)
本研究では,高精度第一原理計算と統計力学計算を組み合わせて,酸化物の固溶体構造と物性を評価する新しい計算手法を開発し,具体的にプログラムとして実装,計算を実行した.計算結果の検証と,計算手法の改良を目的として,固溶体試料の合成および評価実験を並行して行い,計算にフィードバックさせた.さらに,開発した手法を様々な酸化物固溶体に適用した.例えばMgO-ZnO系やMgO-NiO系において基底状態構造や磁気構造,平衡状態図を求めた.また,欠陥蛍石型構造をもつBi2O3において有限温度下における酸化物イオンの平均分布を評価した.
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
Physical Review B
巻: Vol.89 ページ: 54303-1-9
10.1103/PhysRevB.89.054303
巻: Vol.87 ページ: 184104-1-6
10.1103/PhysRevB.87.184104
巻: Vol.88 ページ: 353051-1-12
10.1103/PhysRevB.88.035305
Journal of Applied Physics
巻: Vol.114 ページ: 43718-1-12
10.1063/1.4816784
巻: Vol.85 ページ: 012401-1-4
10.1103/PhysRevB.85.012401
Physical Review B, Physical Review.
巻: Vol.83 ページ: 195206-1-8
10.1103/PhysRevB.83.195206