研究課題
基盤研究(A)
本研究事業ではFeSiB合金にPとCuを複合添加することで生じる構造のヘテロ化現象とその安定化機構について調査を行い、リボン材、鋳造材および粉末焼結固化材の作製の可能性について実験的に明らかにした。その結果、(Fe76Si10B8P6)100-XCuXのX=0~0.6の範囲において比較的大きなガラス形成能を有することを見出しロッド材の作製に成功した。またさらに大きな寸法を有する試料の作製を目的として、粉末ガラス合金粉末材の開発を行い、それを原料として焼結法でバルク化した試料の各種評価を行った。
ナノ材料工学