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2014 年度 研究成果報告書

タンパク質複合体形成過程の分子シミュレーションによる遭遇複合体の役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 23247027
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生物物理学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

木寺 詔紀  横浜市立大学, 生命医科学研究科, 教授 (00186280)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワードタンパク質複合体 / 分子シミュレーション / 遭遇複合体 / マルチスケールモデル
研究成果の概要

タンパク質-タンパク質間相互作用は、多くの場合幅広い準安定状態を含む相互作用界面を持っているとされている。そのような相互作用の自由エネルギーランドスケープをBarnase/Barstar複合体とEIN/HPr複合体について水中の全原子網羅的サンプリングシミュレーションを用いて決定した。その結果、高々μモル程度の解離定数を持つタンパク質-タンパク質間相互作用における過渡的複合体は、相互作用形成経路上の準安定状態ではなく、平衡状態における極めて広い構造分布の準安定構造であり、それらは生状態の機能的構造の出現を一過性の過渡的なものとしていることが分かった。

自由記述の分野

計算生命科学

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公開日: 2016-06-03  

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