• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

鉄欠乏応答性転写因子のシグナル受容機構

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23248011
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関石川県立大学

研究代表者

西澤 直子  石川県立大学, 生物資源環境学部, 教授 (70156066)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード鉄欠乏 / 転写因子 / IDEF1 / HRZ / 鉄シグナル / 遺伝子制御
研究成果の概要

イネの鉄欠乏応答に関与する転写因子IDEF1は、特徴的なドメインを介して二価鉄や亜鉛と直接結合し、これが IDEF1 を介した鉄欠乏の初期応答に必須であることを明らかにした。IDEF1 は鉄および他の二価金属と可逆的に結合することにより、植物体内の鉄栄養条件の変化を感知すると考えられる。また、イネの鉄欠乏応答と鉄の蓄積を負に制御するタンパク質HRZを発見した。HRZは既知の制御因子とは異なるドメイン構造を持ち、異なる機構で鉄欠乏応答と鉄の蓄積に関わると考えられた。既知の鉄関連遺伝子と同時に操作することにより、より優れた鉄欠乏耐性・鉄富化作物の創製が可能になると考えられる。

自由記述の分野

植物栄養学・植物細胞工学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi