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2014 年度 研究成果報告書

生体機能の自発的強化を可能にする母性因子の同定

研究課題

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研究課題/領域番号 23248049
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎獣医学・基礎畜産学
研究機関麻布大学

研究代表者

菊水 健史  麻布大学, 獣医学部, 教授 (90302596)

研究分担者 茂木 一孝  麻布大学, 獣医学部, 准教授 (50347308)
連携研究者 永澤 美保  自治医科大学, 医学部, ポストドクター (70533082)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード早期離乳 / グルココルチコイド / 前頭葉 / エピジェネティクス / 母性因子
研究成果の概要

本研究では、幼少期母性因子の略奪によって引き起こされる分子メカニズムの解明と、動物領域における新たな生体機能の強化手法の確立を目指した。早期離乳によってもたらされる高グルココルチコイドはマウスの前頭葉に作用し、FKBP5の発現量が上昇した。成長後の不安行動とFKBP5の前頭葉発現量には負の相関が得られた。帯状回におけるオキシトシン含量は、仔のみの群に比べて母親と一緒にいる群で有意に高くなった。この時、母との接触時間とオキシトシン分泌量が正の相関を示した。さらに母性因子を戻す目的で義母を設けた。オスの早期離乳群では義母によって一部の表現型が改善したが、メスでは逆に悪化する指標が存在した。

自由記述の分野

動物行動学

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公開日: 2016-06-03  

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