CpGアイランド(CGI)は、エピジェネティック制御のためのプラットフォームとなっている可能性がある。本研究では,CGIがどのように認識されて抑制クロマチンを樹立するのか、CpG配列のメチル化状態を読み取りうる構造であるCXXCモチーフとSRAドメインに焦点を絞った解析を開始した。特に、SRAタンパクであるNP95/UHRF1に焦点を絞った解析により、CpG配列のヘミメチル化にはヒストンH3K9のメチル化状態を制御する役割があることを新たに実証した。この機能により、胎盤での内因性レトロトランスポゾンの活性化が引き起こされていることを示した。
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