研究課題
基盤研究(A)
宿主に侵入したウイルスRNAは細胞質でRIG-I like receptor (RLR) によって感知され、抗ウイルス自然免疫応答が誘導されるしかし、RLRがどこでウイルスを感知するかは不明であった。本研究ではウイルス感染がウイルスRNA/蛋白質凝集体を誘導しその中でRLRが感染を感知することを見出し、この凝集体をantiviral stress granule (avSG)と命名した。一方ウイルスはavSG形成を阻害して免疫応答から逃れていることを発見した。多くのウイルス感染では宿主の二重鎖RNAセンサーである PKRならびにDHX36がavSG形成誘導に重要であることを明らかにした。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (18件) 図書 (1件) 備考 (1件)
PLoS Pathog
巻: 10(3) ページ: e1004012
10.1371/journal.ppat.1004012
PLoS One.
巻: 8(1) ページ: e53578
10.1371/journal.pone.0053578
Journal of Virology
巻: 87 ページ: 9511-9522
PLoS ONE
巻: 8(11) ページ: e79546
10.1371/journal.pone.0079546
巻: 7(8) ページ: e43031
10.1371/journal.pone.0043031
International Immunology
巻: 24 ページ: 739-749
J. Biol. Chem.
巻: 286 ページ: 26210-219
Immunological Reviews
巻: 243 ページ: 91-98
http://www.virus.kyoto-u.ac.jp/Lab/bunshiiden2012/Japanese/index.html