研究課題
基盤研究(A)
本研究期間中に、10カ所のITO関連工場でコホート調査、11カ所の金属インジウム・合金工場で時間断面調査、リスクコミュニケーション活動、メカニズム関連の血清・尿検査を実施した。高濃度インジウム曝露者では、肺気腫性変化が悪化すること、1000℃超のインジウム高温溶解作業者は、肺障害発生リスクが高いことが明らかになった。GM-CSFが関与する肺障害の発生は否定され、肺以外の臓器の影響は検出されなかった。我々が2003年から継続実施しているインジウム研究およびリスクコミュニケーション活動は、新規のインジウム肺患者の発症を予防し、2014年1月1日に施行された労働安全衛生法改正に大きく貢献した。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (25件) 図書 (4件)
Chest
巻: (in press)
Int A rch O ccup Environ Health
巻: 86 ページ: 845-846
10.1007/s00420-013-0873-x
日本衛生学雑誌
巻: 68 ページ: 83-87
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjh/68/2/68_83/_pdf
J Occup Health
巻: 54 ページ: 103-111
https://www.jstage.jst.go.jp/article/joh/54/2/54_11-0233-OA/_pdf
巻: 141(6) ページ: 1512-1521
10.1378/chest.11-1880
巻: 54 ページ: 187-195
https://www.jstage.jst.go.jp/article/joh/54/3/54_11-0164-OA/_pdf
MRS Sympojium Proceedings/MRS Online Proceeding Library
巻: Vol. 1469 ページ: 125-136
http://journals.cambridge.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=8599594
日本呼吸器学会誌
巻: 1 ページ: 381-387
http://journal.kyorin.co.jp/journal/ajrs/toc.php?-DB=jrs&year=2012&volume=1&issue=5&-sortfieldone=fpg_j&-sortfieldtwo=fpg
A m J Respir Crit Care Med
巻: 184 ページ: 741
10.1164/ajrccm.184.6.741a
Int A rch Occup Environ Health
巻: 84 ページ: 471-477
10.1007/s00420-010-0575-6
臨床病理
巻: 59 ページ: 337-344
http://www.jslm.org/books/journal/59_04.pdf