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2012 年度 実績報告書

加齢性運動器疾患の分子疫学コホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 23249035
研究機関新潟大学

研究代表者

中村 和利  新潟大学, 医歯学系, 教授 (70207869)

研究分担者 斎藤 トシ子  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (40339958)
伊木 雅之  近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワードコホート研究 / 分子疫学 / 加齢性運動器疾患 / 地域保健 / ADL / QOL / リスク要因 / 老化
研究概要

本コホート研究は、村上市、関川村、粟島浦村の40から74歳までの全住民約3万4千人を対象とした。平成24年度には、まず前年度に行った関川村、粟島浦村でのパイロット調査のデータクリーニングを行った。調査票のデータクリーニングを行った対象者は2748人、血液検査データのクリーニングを行った対象者は869人であった。次に村上市での調査を行った。村上市の対象者は、平成24年1月1日に40から74歳であり、平成23年8月8日現在に村上市民である者とし、対象人数は30,573人であった。村上市区長会、市定期健康診査、職場健診機関の協力を得て、村上市におけるマークシート方式自記式生活習慣調査票(基本属性、社会経済状況・教育歴・職歴、病歴、運動、食生活・栄養摂取、嗜好品、ADL・QOL、生活環境等)の配付・回収を行った。平成25年3月の時点で、11,841人の参加を得た。地区別の参加人数は、荒川地区1624人、山北地区1312人、神林地区1737人、朝日地区2363人、村上地区4801人であった。回収した調査票のデータ漏れを、専任の担当者が電話または郵送にて確認した。参加者で血液提供を行った者は8259人であった。血液提供の場所別では、基本・特定健診3317人、職場健診1724人、専用採血1857人、医療・健診機関1361人であった。血液は原則として採血当日12時間以内に行った。血液はEDTA-2Na入りの7ccチューブを用いて採取し、バフィーコート(リンパ球層)と血漿を分離し-80℃で凍結保存した。今年度は、村上市でのデータ収集をほぼ完了した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本コホート研究では、参加者の確保が最も重要である。健康調査票参加者は予想より若干少なかったものの、血液検体提供者は予想を上回る結果であり、概ね順調に進展している。今年度は新規疾患罹患情報の収集を行うが、行政、医療機関との関係が良好であるので、こちらも順調に進展している。

今後の研究の推進方策

計画通りに進んでいるため、特に問題はない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 村上健康コホート調査

    • URL

      http://www.med.niigata-u.ac.jp/hyg/murakami/index.html

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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