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2013 年度 実績報告書

加齢性運動器疾患の分子疫学コホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 23249035
研究機関新潟大学

研究代表者

中村 和利  新潟大学, 医歯学系, 教授 (70207869)

研究分担者 斎藤 トシ子  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (40339958)
伊木 雅之  近畿大学, 医学部, 教授 (50184388)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード運動器疾患 / 疫学調査 / 加齢性疾患 / コホート研究 / ベースライン調査
研究概要

平成25年度には、まず前年度に行った村上市での調査のデータクリーニングを行った。平成25年3月の時点で11,841人の参加を得たが、対象年齢、居住地等を精査した結果、最終的に村上市(対象人口34,802人)の参加者は11,731人(37%)、地区別では、旧村上地区(対象人口13,605人)4,756人(35%)、荒川地区(対象人口5,144人)611人(31%)、神林地区(対象人口4,468人)1726人(39%)、朝日地区(対象人口5,076人)2335人(46%)、山北地区(対象人口3,266人)1303人(40%)となった。血液検体収集に関しては、村上市(参加者11,731人)の収集数は7,604検体(65%)、地区別では旧村上地区(参加者4,756人)3,222検体(68%)、荒川地区(参加者1,611人)1,058検体(66%)、神林地区(参加者1,726人)1,089検体(63%)、朝日地区(参加者2,335人)1,417検体(61%)、山北地区(参加者1,303人)818検体(63%)となった。死亡・疾患発生の追跡に関しては、対象者の2011年度における死亡情報を村上保健所の死亡小票より調査し、8人の死亡があった。骨粗鬆症性骨折、膝関節症の新規発生の予備調査を、協力医療機関で行った。骨折に関しては、骨折診断名(部位・種類)、骨折日時、骨折の原因、骨折時の状況、骨折後の治療に関する調査項目を作成した。膝関節症に関しては、Kellgren分類のグレード、痛み等のでた時期、膝水腫穿刺、膝外傷の既往、膝疾患・損傷の既往、変形性膝関節症の既往歴、関節リウマチの既往、股関節症の既往、膝関節障害の型、などに関する調査項目を作成した。村上市における本調査を完了し、調査票14,370件、血液8,498検体を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の予定では、平成25年度にベースライン調査のデータクリーニングを完了し、基礎データを作成するとなっている。また、住民への結果返却も完了している。よって、予定通りにベースライン調査が行われているといえる。

今後の研究の推進方策

平成26年度には、ベースラインデータの基礎単変量解析を行うと共に、本格的な追跡調査を行う。主要なエンドポイント疾患の集計と2変量パイロット解析を行ない、ベースライン調査を完了する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 加齢性運動器疾患の分子疫学コホート研究(村上鮭で元気プロジェクト)2013

    • 著者名/発表者名
      中村 和利, 高地 リベカ, 北村 香織, 斎藤 トシ子, 小林 量作, 押木 利英子, 佐々木 綾子, 山崎 理, 伊木 雅之.
    • 学会等名
      第72回日本公衆衛生学会総会
    • 発表場所
      津市
    • 年月日
      20131023-20131025
  • [備考] 村上健康コホート調査

    • URL

      http://www.med.niigata-u.ac.jp/hyg/murakami/index.html

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公開日: 2015-05-28  

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