研究概要 |
平成25年度には、まず前年度に行った村上市での調査のデータクリーニングを行った。平成25年3月の時点で11,841人の参加を得たが、対象年齢、居住地等を精査した結果、最終的に村上市(対象人口34,802人)の参加者は11,731人(37%)、地区別では、旧村上地区(対象人口13,605人)4,756人(35%)、荒川地区(対象人口5,144人)611人(31%)、神林地区(対象人口4,468人)1726人(39%)、朝日地区(対象人口5,076人)2335人(46%)、山北地区(対象人口3,266人)1303人(40%)となった。血液検体収集に関しては、村上市(参加者11,731人)の収集数は7,604検体(65%)、地区別では旧村上地区(参加者4,756人)3,222検体(68%)、荒川地区(参加者1,611人)1,058検体(66%)、神林地区(参加者1,726人)1,089検体(63%)、朝日地区(参加者2,335人)1,417検体(61%)、山北地区(参加者1,303人)818検体(63%)となった。死亡・疾患発生の追跡に関しては、対象者の2011年度における死亡情報を村上保健所の死亡小票より調査し、8人の死亡があった。骨粗鬆症性骨折、膝関節症の新規発生の予備調査を、協力医療機関で行った。骨折に関しては、骨折診断名(部位・種類)、骨折日時、骨折の原因、骨折時の状況、骨折後の治療に関する調査項目を作成した。膝関節症に関しては、Kellgren分類のグレード、痛み等のでた時期、膝水腫穿刺、膝外傷の既往、膝疾患・損傷の既往、変形性膝関節症の既往歴、関節リウマチの既往、股関節症の既往、膝関節障害の型、などに関する調査項目を作成した。村上市における本調査を完了し、調査票14,370件、血液8,498検体を得た。
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