研究課題/領域番号 |
23249060
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
吉川 武男 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (30249958)
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研究分担者 |
山田 和男 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 副チームリーダー (10322695)
前川 素子 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (50435731)
濱崎 景 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 助教 (50533494)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 統合失調症 / 神経発達障害仮説 / マウス / 多価不飽和脂肪酸 / オリゴデンドロサイト / ミエリン / 転写因子 / DNAメチル化 |
研究概要 |
統合失調症の病因仮説である、「脳発達期にかけての神経発達障害が発症脆弱性を形成する」という説を、マウスを用いて脳発達期の多価不飽和脂肪酸(PUFA: polyunsaturated fatty acid)欠乏という環境要因からアプローチした。PUFA欠乏食で育てたマウスは、薬理行動上は「統合失調症の前駆状態」の表現型、遺伝子発現ではオリゴデンドロサイト関連の遺伝子群の発現レベルが低下しており、その原因として上記遺伝子をドライブする転写因子TF-AとTF-Bのプロモーター領域のDNAメチル化亢進による、転写因子発現量の低下が考えられた。
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