研究課題/領域番号 |
23251008
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
山本 紀夫 国立民族学博物館, その他部局等, 名誉教授 (90111088)
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研究分担者 |
川本 芳 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (00177750)
大山 修一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (00322347)
池谷 和信 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 教授 (10211723)
月原 敏博 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (10254377)
平田 昌弘 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (30396337)
重田 眞義 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 教授 (80215962)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 熱帯高地 / 環境開発 / ドメスティケーション / 高地文明 / 地域間比較 |
研究実績の概要 |
本年度は,5年計画のうちの4年目にあたるため,これまで行く機会のなかった東アフリカ(ケニア)の高地を重点的に調査対象とする。すなわち,アフリカ研究者の池谷(研究分担者)を中心として,山本(研究代表者),大山(研究分担者)が約10日間ケニア山(5,199m)山麓の熱帯高地を合同で踏査し,熱帯高地の環境と人々の暮らしとの関係を明らかにした。当初,この調査は熱帯アンデス(エクアドル・コロンビア)との地域間比較を目指していたが,コロンビアの治安情勢が良くないため,熱帯アンデスでの調査は次年度に延期とした。 一方,研究分担者の月原,川本はブータン等で現地調査を実施したほか,連携研究者の杉山はネパールで調査を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本計画を推進する上で,北部アンデスはきわめて重要な地域であるが,これまでのところ治安が良くないため,現地調査を延期せざるを得なかった。
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今後の研究の推進方策 |
今後の研究期間が残り少なくなったため,全体の統一をはかるとともに,出版に向けての準備を開始する。
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