研究課題
基盤研究(A)
本プロジェクトはイラン国立博物館所有の未刊楔形文字資料(主としてレンガ碑文およびテル・マルヤン(古代アンシャン)出土粘土板)の調査、解析を目的とした。そのさい博物館における資料分類、収蔵、展示、啓蒙活動、部外研究者の研究に利するため、全資料の3Dモデル化をも目指した。班員は2011年より博物館においてこの作業を進め、ほぼ全作業を終えた。レンガ碑文の大部分は、すでに英文にて2012年、科研成果として公表し、さらに2016年3月には科研報告書として、これらの問題をめぐって2014年に我々が開催した国際シンポジウム「古代イラン」が科研報告報告書として公表されている。
古代メソポタミア・イラン研究