研究課題/領域番号 |
23251014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大貫 静夫 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (70169184)
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連携研究者 |
佐藤 宏之 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (50292743)
福田 正宏 九州大学, 人文科学研究院, 助教 (20431877)
熊木 俊明 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (20282543)
国木田 大 東京大学, 人文社会系研究科, 助教 (00549561)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 考古学 / サハリン / 北海道 / 縄文時代 / アムール川 / 石刃鏃 / 新石器時代 |
研究成果の概要 |
日本列島は海に囲まれているために大陸との交渉の経路は限られている。弥生文化の開始はこの経路によるように、朝鮮半島経由の交渉が一般的であった。北方ではサハリンを経由したルートがあるが、このルートがつねに開かれていたかのような想定もあるが、これまで実証的に解明されてこなかった。今回の課題ではこの北回廊が実質的に機能した時期を特定することに努めた。その結果、完新世の海水面上昇により、北海道とサハリンが切り離されて以降では縄文時代早期の一時期に活発な交渉があったことを考古学的に明らかにした。しかし、その後は続縄文時代に至るまで基本的に閉じたままであったことも明らかにした。
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自由記述の分野 |
東北アジア考古学
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