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2012 年度 実績報告書

乾燥・半乾燥地域の遺跡立地と景観復元を目指した衛星考古地理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23251019
研究機関奈良女子大学

研究代表者

相馬 秀廣  奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (90196999)

研究分担者 高田 将志  奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (60273827)
舘野 和己  奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (70171725)
小方 登  京都大学, 地球環境学堂, 教授 (30160740)
伊藤 俊雄  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00184672)
白石 典之  新潟大学, 研究推進機構超域学術院, 教授 (40262422)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2013-03-31
キーワード衛星画像 / 乾燥・半乾燥地域 / 遺跡立地 / 景観復元 / 地理学
研究概要

本研究は、QuickBird, Coronaなどの高解像度衛星画像をベースとして,地理学・歴史学・考古学・第四紀学などが連携した文理融合的研究を通して,点から線さらに面への空間的視点,および,過去から現在あるいは現在から過去への時間的視点の両側面から,囲郭・集落(居住拠点跡),耕地・耕地跡(生産活動),水利用(灌漑水路跡),それらの空間的関係(施設配置,シルクロード,交通路),さらに放棄後の景観変化などを例として,中央アジアから中国,モンゴルにかけての乾燥・半乾燥地域を主な対象として,遺跡立地と景観復元に関わる方法論,衛星考古地理学的研究法を確立することを目的とした.
2012年度は、2011年度に引き続き,モンゴル南部オムノゴビ県のサイリン・バルガスン遺跡および周辺地域において,モンゴル科学アカデミー考古研究所の協力を得て,研究分担者の白石を中心として、囲郭の詳細,灌漑水路跡の有無確認などの現地調査を8月に実施した.また、6月には、研究分担者の小方が「1960年代に撮影された偵察衛星写真の遺跡探査・歴史的景観復原における有用性」のタイトルで、京都大学で開催された日本文化財科学会第29回大会で、成果の一部を発表した。
しかしながら、研究代表者相馬の予期せぬ急逝により当該研究の遂行が不可能となったため、残念ながら本研究課題は、8月11日をもって終了することとなった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] (書評);小野泰(著)『宋代の水利政策と地域社会』2012

    • 著者名/発表者名
      井黒忍
    • 雑誌名

      中国研究月報

      巻: 66-5(771号) ページ: 38-40

  • [雑誌論文] (書評);森田明(著)『山陝の民衆と水の暮らし-その歴史と民俗-』2012

    • 著者名/発表者名
      井黒忍
    • 雑誌名

      社会経済史学

      巻: 78巻1号 ページ: 153-155

  • [学会発表] 1960年代に撮影された偵察衛星写真の遺跡探査・歴史的景観復原における有用性2012

    • 著者名/発表者名
      小方登
    • 学会等名
      日本文化財科学会第29回大会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2012-06-23

URL: 

公開日: 2014-07-16  

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