| 研究課題/領域番号 |
23252013
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| 応募区分 | 海外学術 |
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| 研究機関 | 立正大学 |
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研究代表者 |
齋藤 昇 立正大学, 社会福祉学部, 教授 (60221256)
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| 研究分担者 |
松嵜 昭雄 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (10533292)
小原 豊 関東学院大学, 人間環境学部, 准教授 (20375455)
香西 武 鳴門教育大学, その他の研究科, 教授 (50314886)
秋田 美代 鳴門教育大学, その他の研究科, 教授 (80359918)
跡部 紘三 四国大学, その他部局等, 研究員 (90027467)
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| 研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2015-03-31
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| キーワード | 国際教育協力 / 大学院設置 / 教員養成 / 理数科教育 / ラオス / 開発途上国 / 教員の質の向上 / カリキュラム |
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| 研究概要 |
本研究は、ラオスの教員養成大学大学院設置実現に向けての学術調査研究を行うことを目的としている。この目的を遂行するため、平成２４年度は、次の活動を行った。
１ 平成２４年９月に、ラオス教育省局長・副局長、国立教育研究所課長他と教員養成大学大学院修士課程設置状況及び計画について、情報交換を行うとともに、共同研究の内容について協議した。特に、大学院修士課程設置における担当教員の不足が課題となっており、大学院担当教員の人材育成について研究協力を行うことを合意した。また、１２月開催予定の第１回理数科教育国際会議開催についての研究計画・内容・準備等の協議を行った。ラオスにおいて、学会創設・研究発表は、建国以来初めてのことである。
２ 平成２４年９月に、隣国であるタイのコーンケーン大学教育部長・副学部長他と研究打ち合わせを行い、コーンケーン大学のラオス教員養成に対する支援の実態及び今後の支援計画等について協議した。また、ラオスへの教育支援について共同研究を行うことを合意した。
３ 平成２４年１２月に、バンクーン教員養成大学において、第１回理数科教育国際会議を開催し、ラオス教育省局長、副局長、教員教育課課長、ラオス国立大学学生副部長、バンクーン教員養成大学学長、全国教員養成大学（８大学）教員の計５５人とラオスの理数科教育についての研究協議を行った。なお、学会運営及び大学教員の質の向上策について、JICAラオス事務所、日本大使館等から助言をいただいた。
４ ラオス教育省局長，副局長等とラオス教員養成大学教員の資質能力の向上、理数科教育国際学会誌（第１巻）の発行、第２回理数科教育国際会議の開催等について研究打ち合わせ・協議を行った。
５ ラオス教員養成大学の制度改革に伴う教員の職階、大学院修士課程担当教員資格審査基準等を共同で研究開発した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
①ラオスの教員養成大学大学院修士課程設置について必要とされる施設・設備の調査研究を行った。② ラオスの教員養成大学の制度改革に伴う大学及び大学院の担当教員の職階及び資格審査基準を、ラオス教育省と共同で開発した。③教員養成大学教員の資質を向上するため、第１回国際会議を2012年12月25日に開催した。④ラオスの教員養成大学大学院設置協力について、国内外の関係教育機関と研究打合せ・協議を行った。
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| 今後の研究の推進方策 |
ラオスの教員養成大学大学院修士課程設置においては、カリキュラムの開発、大学院担当教員の養成・人材確保が不可欠である。ラオス教育省から大学院担当教員の養成について、強い教育協力要請があり、教育協力と併せて学術調査研究を進めていく予定である。
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