研究課題
学術研究船新青丸によるKS-15-6次航海(6/25~7/6、海域:東シナ海)および白鳳丸によるKH-15-3次航海(10/14~11/4、海域:東シナ海)を実施し、微量元素分析のためのクリーン採水と船上または陸上における化学分析を行った。国際GEOTRACES計画科学推進委員会(仏・トゥールーズ、7/15~17)および同計画データ管理委員会(開催地は同じ、7/13~14)に担当委員が出席し、国際GEOTRACESとの連携を深めた。またSCOR執行理事会(インド・ゴア、12月7~9日)にSCOR指名代表委員を派遣し、我が国のGEOTRACES研究実施状況を報告するとともに、各国委員との意見交換を実施した。国際会議および国内会議における研究成果発表については、SCOR-第139作業部会ワークショップ(クロアチア、4/7~11)で2件、分析化学討論会(山梨大学、5/23)で1件(依頼講演)、Goldschmidt国際会議(プラハ、8/16~21)で3件、日本地球化学会年会(横浜国大、9/16~18)で2件、Ocean Sciences国際会議(ニューオーリンズ、2/21~26)で3件、高知大学海洋コアセンター共同利用成果報告会(高知大、2/29~3/1)で1件、日本海洋学会春季大会(東大、3/14~18)で3件行った。本研究の最終成果取りまとめを、東大大気海洋研究所研究集会「GEOTRACES計画エンジン全開:太平洋・インド洋における微量元素・同位体の生物地球化学研究の進展」として3/28~29に開催し、23件に及ぶ講演と活発な議論が展開された。この報告書を「号外海洋」(海洋出版)の特別号として出版予定である。なお3月29日には日本学術会議SCOR分科会GEOTRACES小委員会を同時開催し、GEOTRACES計画の国際情勢と今後の研究計画について意見交換を行った。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 謝辞記載あり 7件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (17件) (うち国際学会 11件、 招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
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