研究成果の概要 |
本研究プロジェクトは,2008年Mw7.9四川大地震や2010年Mw6.9青海省玉樹地震を含む多くの歴史地震が発生したチベット高原中東縁部周辺域の長大活断層をターゲットに内陸長大活断層のセグメンテーション・断層相互作用・地震断層破壊メカニズムとの関連性を解明する目的で行われてきた.研究成果として計28編の論文を国際学術雑誌に公表してきた.本研究と関連して,中国オルドス台地周辺域の活断層と古地震およびプレート境界としての富士川河口断層帯の最近の活動性と分布特徴や有馬―高槻構造線,糸魚川―静岡構造線活断層系の地震断層岩形成メカニズムなどが明らかにされた.
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