研究課題/領域番号 |
23255003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
相場 慎一郎 鹿児島大学, 理工学域理学系, 准教授 (60322319)
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研究分担者 |
北山 兼弘 京都大学, 農学研究科, 教授 (20324684)
武生 雅明 東京農業大学, 地域環境学部, 教授 (00366410)
宮本 和樹 森林総合研究所, 四国支所, 研究員 (60353877)
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連携研究者 |
清野 達之 筑波大学, 生命農学研究科, 准教授 (40362420)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 植物生態学 / 裸子植物 / 針葉樹 |
研究成果の概要 |
広葉樹が圧倒的に優占する熱帯でも、山地や特殊な立地条件(ヒース林など)には、マキ科やナンヨウスギ科の球果類(いわゆる針葉樹)が優占する森林が見られる。球果類の優占度は貧栄養土壌で高くなる。土壌栄養が中庸な立地では、球果類はまれな撹乱の際に更新し、長く林冠にとどまるという「長命な先駆種」という生活史を示すが、貧栄養立地では連続的に更新する。土壌栄養条件は被子植物広葉樹の成長に影響を与えることで、森林の光環境に影響を与え、最終的には球果類の優占度を決定していると考えられる。耐乾燥適応にも見える球果類の形質は、貧栄養条件への適応を反映していると考えられる。
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自由記述の分野 |
植物生態学
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