• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

中国大興安嶺森林-湿原生態系における水・熱および炭素・物質動態と山火事撹乱の影響

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23255009
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 森林科学
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 冬樹  北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (20187230)

研究分担者 小池 孝良  北海道大学, 農学研究科, 教授 (10270919)
高木 健太郎  北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (20322844)
野村 睦  北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 助教 (20271629)
笹 賀一郎  北海道大学, 名誉教授 (70125318)
研究協力者 石 福臣  中国・南開大学, 教授
崔 暁陽  中国・東北林業大学, 教授
谷 会岩  中国・東北林業大学, 助教授
孫 龍  中国・東北林業大学, 助教授
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード地球温暖化 / 炭素循環 / 大気汚染物質 / 森林-湿原生態系 / 樹木生理影響 / 中国 / 永久凍土南限 / 大興安嶺
研究成果の概要

中国大興安嶺地区の山火事撹乱の影響を受けたカラマツ林-湿原生態系において、炭素および物質循環の観測をおこない、北海道のカラマツ林の結果と比較した。北海道の伐採跡地に植林したカラマツ林では伐採後10年で二酸化炭素の放出から吸収に転じたのに対し、大興安嶺では山火事後20年を経過してもカラマツ林の炭素・土壌養分蓄積量は山火事以前の状態には回復しなかった。
本研究より、中国東北部の永久凍土南限域では炭素を中心とする物質フローは森林の温暖化に対する緩衝機能を欠如したまま温暖化により変化し、湿原はより不安定化して分解が進み、二酸化炭素のみならずメタンを含めた温室効果ガスの放出を加速させると推定された。

自由記述の分野

森林機能学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi