研究課題/領域番号 |
23256004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
服部 俊夫 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授 (30172935)
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研究分担者 |
仁木 敏朗 香川大学, 医学部, 助教 (40558508)
平島 光臣 香川大学, 医学部, 教授 (70109700)
HAORILE Chagan-Yasutan 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (50624821)
久保 亨 長崎大学, 熱帯医学研究所, 研究員 (50444873)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | デングウイルス / デング熱 / デング出血熱 / ガレクチンー9 / オステオポンチン |
研究成果の概要 |
デングウイルス(DENV)感染者における新規バイオマーカーとしてのGalectin 9 (Gal-9)とOsteopontin (OPN)の臨床的な有用性を研究した。血漿Gal-9はDENV感染者では正常群と比べ有意に上昇し、ヒトでの報告された最高の値を示し、回復期では有意に減少した。Gal-9値はヘマトクリット値、血小板数、単球およびウイルスRNAのコピー数と相関していた。血漿OPNも9倍以上の増加を急性期で示し、回復期ではトロンビン切断型のOPNが上昇し、免疫と凝固のクロストークマーカーと思われた。故に、DENV感染における血漿Gal-9及びOPNが病態反映のマーカーである可能性を示した。
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自由記述の分野 |
感染症、血液学、ウイルス学
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