研究課題
基盤研究(B)
オフィス作業者の思考の断片化回避に向けて,本研究課題では,オフィスの割り込み許容度と室内の動きや音との関係を分析した.移動による大きな動きや音圧は許容度と相関し,デスクワークによる小動作は逆相関することから,重回帰分析によって推定式を構築し,10日分のデータに適用した結果,平均適合率48%で推定が可能であった.さらに,人の声の周波数特徴や時間特徴ならびに会話の連続性に基づいて,会話の有無と会話終了を自動判定するシステムを構築し,作業者の割り込み許容度推定に適用した.被験者10名計50時間分のデータに適用したところ,PC作業指標に加えて会話状態を反映することで推定精度が改善された.
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Lecture Notes in Computer Science
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10.1007/978-3-642-39226-9_33
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