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2011 年度 実績報告書

日韓の教員養成の大学生と児童・生徒への情報ネットのカリキュラムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 23300095
研究種目

基盤研究(B)

研究機関愛知教育大学

研究代表者

江島 徹郎  愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10335078)

研究分担者 土屋 武志  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20273302)
山根 真理  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20242894)
上田 崇仁  愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (90326421)
梅田 恭子  愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (70345940)
真島 聖子  愛知教育大学, 教育学部, 講師 (10552896)
キーワード教員養成 / 情報ネットワーク社会 / カリキュラム / 指導法 / 韓国 / 国際情報交換
研究概要

本研究の目的は,日々進化し,変化していく情報ネットワーク社会において,教員や保護者がどのように児童・生徒に指導できるかを,特に将来の教員や保護者たる教員養成の大学生に着目して,日本と韓国で明らかにすることである。
そこで,まず児童・生徒の情報ネットワークの活用の実態を調べることとした。
当初は3つの課題を計画していたが,一部計画を変更して震災時の情報行動を調べて発表した。また,追加で行った調査もあるが,未だまとめられていない。早急にまとめることが必要である。
これらのため,計画の順序に前後が生じている。
この調査では,情報教育に一定の効果があることが示唆された。
また別の1つの課題については,調査の途中である。
児童・生徒を対象にしたカリキュラムと指導法による授業実践は,一部を行うことができた。また教員養成におけるカリキュラムについては,2012年度に試行として行うことが決まった。
こうした実践に伴うやりとりに,SNSを活用した。これによりさまざまな知見が得られたが,体系的にまとめるに至っていない。
計画の1年目でもあり,さらに計画を変更したためか,個々のものをまとめることが未だできていない。2012年度以降の課題である。
2012年3月には研究会を開催して,これまでの成果と今後の推進への確認を行った。
次に,子どもの心理的・身体的な発達と,ネットワークの活用の関係を明らかにする予定である。また日韓の教員養成の大学生の情報ネットワークの活用の実態を調べる。これらを検討・評価し,教員養成における具体的なカリキュラムと指導法を開発し,実践し,評価する。またこれらに基づき,児童・生徒を対象にしたカリキュラムと指導法を開発し,実践し,評価する予定である・

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

一部に計画を変更する等したため,ややまとまっていないところがある。しかし,それぞれの研究そのものは進展を見ている。よっておおむね順調に進展している、とした。

今後の研究の推進方策

基本的には,全体の研究計画に従って推進する。研究計画に挙げた課題については,逐次見直しや追加を行い,より良いものにしていく。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (5件)

  • [雑誌論文] 震災時の情報行動-愛知県の情報系の大学生を対象にした調査から-2012

    • 著者名/発表者名
      江島徹郎・斎藤ひとみ・梅田恭子・野崎浩成
    • 雑誌名

      愛知教育大学教育創造開発機構紀要

      巻: 2 ページ: 83-88

  • [雑誌論文] 情報を読み解く「習得」を全員に-新聞活用と授業・リテラシー2011

    • 著者名/発表者名
      佐藤洋一
    • 雑誌名

      現代教育科学

      巻: 10 ページ: 85-87

  • [学会発表] 全教科・活動の中核としての『国語科習得・活用型学力』の開発と授業-21世紀型スキル(創造的な学びと評価リテラシー)の再構築-2012

    • 著者名/発表者名
      佐藤洋一
    • 学会等名
      国文学言語と文芸の会
    • 発表場所
      明治大学駿河台キャンパス
    • 年月日
      2012-03-17
  • [学会発表] 韓国家族の現代的変容を考える-日本との比較視点で-2011

    • 著者名/発表者名
      山根真理
    • 学会等名
      日本比較家族史学会シンポジウム
    • 発表場所
      中央大学多摩キャンパス
    • 年月日
      2011-06-26
  • [図書] わかる国語(小学総合的研究)2012

    • 著者名/発表者名
      佐藤洋一
    • 総ページ数
      544
    • 出版者
      旺文社
  • [図書] 国語科「習得・活用型学力」の開発と授業モデル1巻(小学校・低学年編)2011

    • 著者名/発表者名
      佐藤洋一
    • 総ページ数
      139
    • 出版者
      明治図書
  • [図書] 国語科「習得・活用型学力」の開発と授業モデル2巻(小学校・中学年編)2011

    • 著者名/発表者名
      佐藤洋一
    • 総ページ数
      147
    • 出版者
      明治図書
  • [図書] 国語科「習得・活用型学力」の開発と授業モデル3巻 (小学校・高学年編)2011

    • 著者名/発表者名
      佐藤洋一
    • 総ページ数
      123
    • 出版者
      明治図書
  • [図書] 国語科「習得・活用型学力」の開発と授業モデル4巻(伝記・ノンフィクション編)2011

    • 著者名/発表者名
      佐藤洋一
    • 総ページ数
      130
    • 出版者
      明治図書

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公開日: 2013-06-26  

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