研究課題
本研究の目的は、図的表現系がその意味論的特性に基づいてどのような認知的能力をもっているかを論理分析より予測し、さらにその能力が現実の人間による推論の過程にどのように影響するかを実験を主とした心理分析に基づいて解明することであった。本研究では特に、この統合的研究方法をアイコン表の系に集中的に適用し、行・列レベルの視覚特性に基づく抽象情報の表示と読み取り、また、表に順次情報を追加することによる論理的帰結の自動表示と読み取りを分析した。その中間報告は、認知科学会年次学会、国際認知科学会、図の理論と応用に関する第7回国際学会においてなされ、最終成果は同第8回国際学会において公表予定である。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Diagrammatic Representation and Inference: Eighth International Conference, Diagrams 2014, Proceedings
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