研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、図的表現系がその意味論的特性に基づいてどのような認知的能力をもっているかを論理・計算論的分析に基づいて予測し、さらにその能力が現実の人間による推論の過程にどのように影響するかを実験を主とした心理分析に基づいて解明することであった。本研究では特に、この統合的研究方法をアイコン表の系に集中的に適用し、行・列レベルの視覚特性に基づく抽象情報の表示と読み取り、また、表に順次情報を追加することによる論理的帰結の自動表示と読み取りを分析した。
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