研究課題
基盤研究(B)
ヒトの知性を進化的観点からとらえたとき、特に社会的知性の領域において著しく進化しているという主張がなされるようになった。この点について、ヒトに最も近縁なチンパンジーを対象とした比較研究によって検証した。アイトラッカーを用いた視線計測による研究である。その結果、世界の物理的な特徴認知に関してはヒトとチンパンジーとで大きな差はないが、他者の動作の背後にある意図の理解のような心的側面の認知においてはヒトとチンパンジーで顕著に異なることが示された。
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PeerJ
巻: 1 ページ: e223
10.7717/peerj.223
Nature Communications
巻: 3 ページ: 693
10.1038/ncomms1695
Vision Research
巻: 51 ページ: 2348- 2355
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/kumasan/