研究課題
基盤研究(B)
ベイズ統計学において必要となる事前分布を,条件付相互情報量と呼ばれる量を最大化することにより構成する研究を行った.特に,統計的検定の問題を,帰無仮説を0,対立仮説を1として,0 であるのか 1 であるのかを予測する問題として定式化し,ベイズ予測の理論の枠組みから研究を行った.従来のベイズ検定で自然とされ想定されていた対立仮説に関する事前分布の枠に当てはまらない事前分布が自然に現れることを示した.さらに,計算統計学的な手法として,条件付き相互情報量を最大化することにより事前分布を構成するアルゴリズムの開発研究を行った.
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