研究課題
基盤研究(B)
我々はnardilysin (NRDc)が膜タンパク質細胞外ドメインシェディングの活性化因子であること、ニューレギュリン1シェディングを介して神経軸索成熟と髄鞘形成を制御していることを明らかにした。一方NRDc欠損マウスは、明らかな低血圧・徐脈を呈したが、意外なことにその交感神経活動は亢進していること、心臓交感神経分布パターンに明らかな変化を認めることが明らかになった。一方薬理学的神経遮断や単離ペースメーカー細胞の解析から、NRDc欠損マウスの内因性心拍数が低下していることも明らかになった。この成果は、NRDcが交感神経、心筋双方で独立した役割を介して、循環動態を制御していることを示唆した。
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