研究課題
(1) 骨髄間質細胞を脊髄損傷後、1,2週(亜急性期)及び4週(慢性期)のラットに毎週1回、3週間脳室経由で投与した。投与骨髄間質細胞は1-2週間で宿主脊髄から消失したが、歩行回復効果は明らかであった。骨髄間質細胞が液性因子を出して効果を発揮していること、慢性期でも有効であることを示した。この成果はPlosONEに発表した。また培養過程を経ない骨髄間質細胞の髄液経由移植の効果を調べた。(2) 骨髄間質細胞の分泌する有効因子の同定を進め、分子量の範囲、分子の特性などを解明してきた。まだ最終的な同定には至っていないが精力的に進めている。(3) 脈絡叢上皮細胞は培養して脊髄損傷部に移植し、生存することを確認した。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Ver Surg
巻: 43 ページ: 289-293
PloS ONE
巻: 8(9) ページ: e73494
10.1371/journal.pone.0073494
Aino Journal
巻: 11 ページ: 39-50