• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

新規脳傷害モデル「光傷害」における脳組織再生とネスチン陽性活性化アストロサイト

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23300133
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関神戸大学

研究代表者

森田 光洋  神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (50297602)

連携研究者 岡野 栄之  慶應義塾大学, 医学部, 教授 (60160694)
前川 昌平  神戸大学, 大学院理学研究科, 教授 (40173695)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード脳傷害 / 組織再生 / 活性化アストロサイト
研究成果の概要

独自に開発した脳傷害モデル「光傷害マウス」は顕著な脳組織再生を示す。この再生部位には神経幹細胞マーカーであるネスチンを発現する活性化アストロサイトが集積することが見出された。この細胞の増殖を促進または抑制することにより、組織再生が促進または抑制されたことから、ネスチン陽性活性化アストロサイトは脳組織再生に主要な役割を果たすことが明らかとなった。また、この細胞は損傷の回復過程においてほとんどが除去されることが明らかとなった。これらのことから、ネスチン陽性活性化アストロサイトの増加と除去が脳組織の創傷治癒過程の重要な要因であり、診断と治療の有望なターゲットであることが示された。

自由記述の分野

神経科学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi