研究課題
基盤研究(B)
神経細胞の伸展制御の実体は骨格再編成と膜制御である。特に膜制御に焦点をあてキー分子の活性を可視化して基本要素の解明を行った。cAMPによる突起伸展ではcAMP→PKA→STEF→Rac1が中心的に働き、先端部でのRac1とCdc42の局所活性化が制御の最小要素である。海馬細胞の極性形成では最長の突起先端でのみRap1が活性化し下流でPI3K、RalA、Nore1Aが働く。小胞上のTC10の不活性化がExo70乖離を介してRab11小胞の細胞膜融合を促進し伸展を正に制御する。突起伸展を促進するRab35のセンサーを開発した。突起先端部の細胞膜でのRab35活性は細胞体の細胞膜での活性よりも高い。
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