研究課題
基盤研究(B)
我々はヒト直立姿勢を動的に安定化しつつ同時に運動の柔軟性も確保することができる神経制御機序として静止立位姿勢の間欠制御仮説を提案している.本研究では,この仮説の妥当性を姿勢制御の数理モデルおよび心理物理学実験などによって示した.また,パーキンソン病患者における姿勢不安定化は制御の間欠性の欠如に起因する可能性を示した.さらに,すくみ足(歩行開始の躊躇症状)の発生機序の1つは左右脚協調(位相リセットによる左右下肢運動リズムの修正)の強度およびランダム性に起因する可能性を示した.これらの成果は,動的神経制御メカニズムに基づく運動障害の新たな定量的診断手法の開発に繋がる.
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (11件) 学会発表 (15件)
Advanced Biomedical Engineering
巻: Vol.2 ページ: 107-116
Journal of Theoretical Biology
巻: 350 ページ: 1-16
PLoS ONE
巻: Vol.8, No.12 ページ: e84423
日本バーチャルリアリティ学会誌
巻: 18巻・3号 ページ: 160-163
PLOS ONE
巻: Vol.8, No.5 ページ: e62956
Mathematical Biosciences
巻: Vol.245, No.1 ページ: 86-95
巻: Vol.310 ページ: 55-79
EMBS, art
巻: 6347079 ページ: 4847-4850
巻: 6091747 ページ: 7450-7453
Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics
巻: Vol.15, No.8 ページ: 997-1010
日本神経回路学会誌
巻: Vol.18, No.2 ページ: 85-98