研究課題
基盤研究(B)
本年度はナノバブルと超音波を用いて転移リンパ節へのリンパ管経由によるドクソルビシンの薬剤送達に関する研究をおこなった.得られた結果をドクソルビシンの全身投与による治療効果と比較した.細胞種に違いがあるものの,リンパ管を介したナノバブルと超音波を用いた分子導入による抗腫瘍効果は全身投与に比べて統計的に有意な治療効果が確認された.ドクソルビシンはリンパチャネルに隣接するリンパ球に導入されていた.本研究成果は将来的にはリンパ節の早期診断だけでなく,転移予防にも利用されることが示唆された.
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (44件) (うち招待講演 2件)
Ultrasound in Medicine and Biology
巻: S0301-5629(13) ページ: 01239-8
10.1016/j.ultrasmedbio
Journal of Controlled Release
巻: 172(3) ページ: 879-884
10.1016/j.jconrel
Cancer Letters
巻: 339 ページ: 208-213
10.1016/j.canlet
Cancer Res
巻: 73(7) ページ: 2082-2092
10.1158/0008-5472.CAN-12-4200
Journal of Immunological Methods
巻: 389 (1-2) ページ: 69-78
10.1016/j.jim.2013.01.004
PLos ONE
巻: 8(2) ページ: e55797
10.1371/journal.pone.0055797
Pharm Res
巻: 30(1) ページ: 218-24
10.1007/s11095-012-0864-8