研究課題
基盤研究(B)
抗モータリン抗体の細胞内在化特性を診断や運搬に応用するために、抗モータリン抗体を作製し、機能を解析した。内在化能を持つ抗体と持たない抗体では、異なるエピトープを有していた。内在化の機序を複数の阻害剤で調べた結果、ナイスタチンにより最も強く阻害されたことから、脂質ラフトを介するエンドサイトーシスの関与が示唆された。さらに、三つのラフト経路の阻害剤を用いて調べた結果、内在化はダイナミン阻害剤で強く阻害される一方で、カベオリン-1阻害剤とCDC42阻害剤には弱い効果を示した。これらにより、抗モータリン抗体の細胞内在化は、ダイナミンとカベオリンに依存性のエンドサイトーシスの関与が大きいと結論した。
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