研究課題
基盤研究(B)
本研究は尿中の生活習慣病マーカーの同定を目的とし、若年者および一般住民を対象として研究を行った。2011年の本学新入生と宮城県柴田郡川崎町の住民を対象とし、尿中もしくは血清中に含まれるアンジオテンシノージェン(AGT)、単球走化因子(MCP-1)、TBARS、カルボニル化合物を測定した。測定した物質と高血圧の関連について調べた結果、若年者肥満者で尿中AGT、MCP-1排泄量が多いほど、血圧が高いことが分かった。一般住民では、肥満に関わらず尿中AGT排泄量が多いと血圧が高いことが分かった。本研究から尿中AGT排泄量が血圧を予測するマーカーであることが示唆された。
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XVI International Congress on Nutrition and Metabolism in Renal Disease ICRNM
ページ: 53-59
Angiotensin Reserch
巻: 9 ページ: 13-17