研究課題
本研究の主な目的は、高齢者の健康増進や疾病予防(メタボリックシンドローム・骨粗鬆症・サルコペニア・動脈硬化・転倒・うつ病など)に最適な日常身体活動(運動や睡眠など全てを含む)の量・質・タイミングなど総合的パターンを確立し、老化予防や健康長寿を実現するに足る身体活動を明らかにすることである。さらに、歩数計/加速度計のようなデジタル技術を駆使して日頃の生活行動を客観的かつ精確にモニターし、さまざまな基準や影響に照らして個人の活動情報を電子的に評価・フィードバックすることによって、実現実効性に優れた健康長寿の支援システムの開発を目指す。本年度は、特に日常身体活動(歩数および中強度活動時間)と動脈硬化との関係について分析を行った。その結果、体力の代表である最大酸素摂取量を反映する歩行速度よりも、客観的かつ精確に測定された身体活動(1日24時間、1年間の連続モニタリング)のほうが、動脈硬化度を有意に予測できることを明らかにした。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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