研究課題/領域番号 |
23300296
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
加藤 由香里 東京農工大学, 大学教育センター, 准教授 (90376848)
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研究分担者 |
石川 正敏 東京成徳大学, 経営学部, 助教 (90332973)
林 敏浩 香川大学, 総合情報センター, 教授 (90264142)
渡辺 健次 広島大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (00220880)
河路 由佳 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (00272641)
深川 美帆 金沢大学, 留学生センター, 准教授 (00583171)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 教師の成長支援 / 日本語教師養成 / 協同学習 / ネットワーク / 相互研修型FD / 授業研究 |
研究概要 |
本研究では,国内外で教える日本語教師が,自らの教育実践をネットワーク上で公開し,複数の教師で相互に検討し合って実践的な知見を蓄積していく「電子ティーチング・ポートフォリオ」を開発する。このシステムでは,自らの状況を最もよく知る教師自身が,課題を設定し,自らの実践を振り返りながら解決策を見出す過程を支援する点を特徴とする。 平成24年度は,ネットワーク上にシステムを利用して機能の有効性を確認するためのの評価実験を9名の参加者とともに行った。構築したシステムは,国内外の日本語教師に教材を提供するLMS(https://lms.katoyukari.net)と参加者間の交流を促すポータルサイト(https://sns.katoyukari.net)の2種類である。システム利用のログ,ならびに参加者を対象としたアンケート結果を質的データ分析手法(SCAT)を用いて分析を試みた。 具体的には,日本語教師9名の実践記録ビデオやシラバスなどを「教育実践例」として蓄積し,質的データ分析により教育実践の困難点のモデル化に取り組んだ。 2012年8月には,利用者間の情報交流をすすめるために,本プロジェクトに参加する教師のためのワークショップ,デモンストレーションを企画した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
プロジェクトを推進するために,国内外の日本語教師に教材を提供するLMS(https://lms.katoyukari.net)と参加者間の交流を促すポータルサイト(https://sns.katoyukari.net)を構築した。このシステムを利用して,平成24年度は,ネットワーク上にシステムを利用して機能の有効性を確認するためのの評価実験を9名の参加者とともに行った。
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今後の研究の推進方策 |
2種類のシステムを引き続き利用し,日本語教師の活動データをポータルサイト(https://sns.katoyukari.net)上にeポートフォリオとして蓄積する。さらに参加者を募り,プロジェクトを継続する体制を整えた。
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