研究課題/領域番号 |
23300298
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
東原 義訓 信州大学, 教育学部, 教授 (90143172)
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研究分担者 |
余田 義彦 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (20191653)
谷塚 光典 信州大学, 教育学部, 准教授 (30323231)
島田 英昭 信州大学, 教育学部, 准教授 (20467195)
鈴木 俊太郎 信州大学, 教育学部, 准教授 (10548233)
酒井 英樹 信州大学, 教育学部, 教授 (00334699)
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キーワード | 教育工学 / 情報システム / 教授学習支援システム / システム開発 / デジタル教科書 |
研究概要 |
(1)韓国における電子教科書等に関する機能・実践等について、デジタル教科書の実証校およびデジタル教科書を開発している制作会社を訪問して調査した。また、日本におけるデジタル教科書に関係する実践についてビデオを使って紹介し、互いに情報交換を行った。これにより、今後のデジタル教科書の在り方についての指針を得た。 (2)応募者らが開発してきた既存システムの機能から継承・統合すべき機能を明確にするための検討を行い、診断補充のための機能、協働学習のための機能について、継承・発展させることとなった。 (3)電子教科書と連携した学習者・教師用情報端末を活用した授業等のイメージを明確化し、ソーシャルリーディング機能を開発することとした。 (4)ソーシャルリーディングのための学習者用情報端末の機能、教師用情報端末の機能の基本設計を行い、詳細設計を行ったのちに、関連会社に委託してプロトタイプを開発した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
システムの設計・開発に関することがらに予定以上の時間が必要となったために、学習者への影響に関する調査方法の検討とその予備調査を実施することができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
開発したプロトタイプの稼働テストとプログラムの修正を行い、試行用システムを完成させ、小学校における試行と評価を実施する。 プロトタイプは、新規開発されたハードウェアおよびそのファームウェアの安定性に課題があり、その修正を企業に依頼した上で本システムの改良を行う。 また、学習者への影響に関する調査方法の検討とその予備調査を実施する。
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