研究課題
本研究では、以下の4つのモジュールで3年間研究を行った。(1)台詞が観客の応答によって変化するシナリオとアニメーションの設計実装(2)動きを検出して台詞を表示するシステムの設計と実装(3)人形および舞台の制作(4)人形劇の公演と研究評価本研究では、聴覚障害をもつ観客とのインタラクションを活性化するために、観客の反応で台詞やシナリオをインタラクティブに変更できるシステムを実現した。平成23年度は、(2)の設計実装のために、人形劇に必要な視覚情報とその提示方法について、調査と開発を開始した。同時に(3)の取り上げる人形劇の演題、および人形の制作についても制作を開始した。平成24年度は、(1)(2)(3)の実装を進め、人形舞台との調整後、台詞の動的に表示するインタフェースのプロットタイプを筑波技術大学の学生に鑑賞してもらい、有効性について検証した。平成25年度は、シアターシステムを改善するとともに関連ソフトウェアの開発を継続した。また茨城県立水戸聾学校および神戸大学付属小学校の教員と児童を対象に公演し、評価をもとに成果をまとめ論文化し、国内、海外で発表し評価を得た。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
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