研究分担者 |
角所 考 関西学院大学, 理工学部, 教授 (50263322)
椋木 雅之 京都大学, 学術情報メディアセンター, 准教授 (20283640)
西口 敏司 大阪工業大学, 情報科学部, 准教授 (80362565)
飯山 将晃 京都大学, 経済学研究科, 准教授 (70362415)
山肩 洋子 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (60423018)
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研究概要 |
2011年度は、以下のような研究を行った。 (1)まず、授業中の講師と受講生のインタラクションに着目して授業改善を行うために,学生の意見の詳細を知ることができるよう発言の自由度を高め,さらに操作に不慣れな学生には受講の妨げとならないよう「投稿・投票機能」をもつ,レスポンスアナライザを開発し,授業実践を行った.質問紙調査の分析の結果,操作に関しては受講の妨げになっていないことを確認し,利用することにより授業への参加および学習の動機づけの向上に有効であることが分かり,システムの授業への導入の有効性を確認した. (2)授業の分析手法の一つとして,ビデオで受講者の様子を撮影しておき,後で分析者が映像から受講者の様子を確認し,アノテーションを付与する方法が一般的に行われている.しかしながら,ビデオで撮影した映像では,受講者の傾きや向きなどの姿勢を判断することが困難であるという問題がある.そこで,受講者の様子を,深度センサを用いて三次元映像として撮影し,分析しやすいように提示する手法について検討した (3)映像にさまざまな情報をフィードバックするための閲覧ツールを開発中であり、授業映像との連携を今後図っていく予定である。
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