研究課題
基盤研究(B)
加速器質量分析(AMS)法は、微小試料からの極微量元素を高精度かつ短時間に測定することができる高感度質量分析装置である。特に半減期が5730 年の炭素14に対するAMS 測定は、動植物に由来する年代を決定する年代測定法として幅広く利用され、人類の文化と歴史、宇宙科学や環境科学、そして医学・薬学分野の重要な測定ツールの一翼を担っている。山形大学は、2010年に東北・北海道地区の大学法人として初となる最新型のAMS と自動グラファイト調整システム(YU-AMS)を導入した。本研究では、AMSシステムの高感度化の研究を標準試料および暦年代のわかった年輪試料を用いて行い、高い確度と安定性を実証した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件)
Japan, Radiocarbon
巻: 56 ページ: 327-331
10.2458/56.16336
Yamagata University, Radiocarbon
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Radiocarbon
巻: 55 ページ: 1573-1579
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