研究課題
基盤研究(B)
遺伝子発現過程にて必須であるヒストン蛋白の脱アセチル化反応に着眼し、その反応を担う酵素・HDACの基質となる分子イメージング 18F-FAHA PETの、基礎研究並びに臨床応用展開を通じてエピジェネティクスPET診断法の確立を目指す研究である。本研究では18F-FAHAの合成に成功し、18F-FAHA-PETに向けた検討を行った。その結果、18F-FAHA-PET はHDAC阻害剤治療戦略における画像Biomarkerとして癌診療ならびに脳神経疾患患者の層別化やテーラーメード治療に大いに寄与する医療画像情報として有望であることがわかった。
画像診断学