研究課題/領域番号 |
23310035
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
|
研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
研究代表者 |
柴崎 茂光 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 准教授 (90345190)
|
研究分担者 |
愛甲 哲也 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (30261332)
青木 隆浩 国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (70353373)
熊谷 嘉隆 国際教養大学, 地域環境研究センター, 教授 (00381335)
才津 祐美子 長崎大学, 水産環境科学総合研究科(環境), 准教授 (40412613)
西谷 大 国立歴史民俗博物館, 研究部, 教授 (50218161)
|
連携研究者 |
奥山 洋一郎 愛媛大学, 農学部, 特任助教 (30468061)
川村 清志 国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (20405624)
庄子 康 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60399988)
枚田 邦宏 鹿児島大学, 農学部, 准教授 (50222245)
八巻 一成 森林総合研究所, 北海道支所, グループ長 (80353895)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
キーワード | 環境と社会 / 保護地域 / 国立公園 / 天然記念物 / 持続可能な観光 / ブランディング / 近代化産業遺産 / 森林鉄道 |
研究概要 |
鹿児島県屋久島を対象として、世界自然遺産登録地域及びその周縁地域における持続可能な資源管理のあり方を、歴史・民俗の資源化も踏まえつつ検討した。都市住民(とりわけ女性客)が、観光メディアが流す情報にも影響を受けて、原生的な自然を求めて屋久島を訪れ、縄文杉などの山岳地域を利用する傾向が年々強まっていた。しかし利用の集中化が進み、繁忙期には混雑を感じる来訪者の割合が高かった。また国有林内には、森林鉄道、集落跡といった林業遺構が数多く残されており、遺構を適切に保護する仕組みづくりや、中長期的に教育資源として活用することが検討される必要がある。多様な資源化に向けて抜本的な管理計画の策定が求められる。
|