研究課題
基盤研究(B)
無機砒素による地下水汚染の健康リスク人口は世界で数千万人といわれる.無機砒素毒性の大きな特徴として個人間・集団間で毒性に対しての感受性に大きな違いがあることが挙げられるが,その違いは,性別・遺伝子の多型・栄養状態など多くの要因と関連していることが示されている.本研究は,各要因とも無機砒素を体が代謝する能力の違いとして説明できるということを仮説として,フィールド調査,実験研究を併用して検討を行った.フィールド調査は南アジアのヒ素汚染地域3カ所で実施し,その結果,何を毒性指標とするかによって性差も異なること,毒性の強い中間代謝物の割合がセレン濃度とは負の相関をしめすことを見出した.
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