研究課題
基盤研究(B)
本研究では、神経細胞の終末分化過程でトポイソメラーゼIIβ(トポIIβ)とSP120が標的とするゲノム部位を、新世代シークエンサーで網羅的に同定することによって、この時期に特徴的な遺伝子発現の調節機構を探り、以下の結果を得た。①トポIIβは一群の遺伝子の転写を、促進と抑制の両方向に調節している。②トポIIβが制御する遺伝子は特徴あるゲノムポジションを占めている。③トポIIβの作用点の一つ(Ts3)は終末分化における遺伝子発現で重要な役割を持つことが示唆された。④Ts3と重なるSP120結合サイトは核内の共局在部位としても同定された。⑤Ts3はトポIIβを介する遠隔相互作用部位そのものである。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
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