研究課題/領域番号 |
23310136
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ゲノム生物学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
南嶋 洋司 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20593966)
|
連携研究者 |
久保 亜希子 慶應義塾大学, 医学部, 特任講師 (50455573)
谷内江 綾子 慶應義塾大学, 医学部, 共同研究員 (10453549)
菱木 貴子 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (10338022)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | hypoxia / metabolomics / HIF / PHD / iscemia |
研究成果の概要 |
Phd2を失活させて低酸素応答が全身で活性化したマウスでは、対照群と比較して心筋梗塞モデルにおける梗塞巣が優位に縮小しており、心機能も保持されていることが確認された。そこで、Phd2が失活した心筋組織において、虚血再灌流傷害軽減に貢献した代謝メカニズムの解明を試みた。その結果、『PHD2を失活させることにより活性化された低酸素応答によって、ミトコンドリアによる酸化的リン酸化から解糖系に代謝システムがシフトすることにより、エネルギー通貨であるATPや高リン酸化合物をより少ない酸素消費量で保持していることがその臓器保護効果の本態である』との結論に辿り着いた。
|
自由記述の分野 |
病態医化学
|