研究課題
アジア・太平洋戦争史の日本における研究蓄積をふまえ、その成果を内戦・圧制・対テロ戦争などにおける現代世界の大規模暴力をめぐる海外の研究と交流させることを目的とする本研究プロジェクトは、研究最終年度の事業として、若手研究協力者の研究成果報告を中心にした戦争トラウマ研究に焦点をあてた国内シンポジウム(「心の傷をめぐる歴史経験─語りと追悼」)を2013年7月に実施した。さらに、本研究事業を通じてネットワークを形成したフランス高等師範学校およびフランスの主要な学術誌『両大戦と現代の紛争』編集責任者などの研究者を迎えた国際シンポジウム(「大規模暴力の語り方─日仏学際対話の試み」)を2013年9月に実施した。2013年3月にスペインのオビエド大学で開催した国際ワークショップとあわせて、各シンポジウムの成果の一部を出版する準備を進めている。また研究代表者は、在外研究先のアメリカにおいて本研究プロジェクトに関連するシンポジウムで2014年3月にセントルイス・ワシントン大学およびワシントンDC・ジョージワシントン大学で2度にわたり研究発表を行い、引き続きネットワーク形成につとめた。最終年度の補充調査として、引き続き若手研究協力者の高誠晩氏、荒沢千賀子氏が海外研究調査を行うとともに、永井均氏、中原聖乃氏がワシントンDCにおいて調査を行った。なお、本プロジェクトの研究成果の公開については、若手研究協力者を含めた研究成果の出版を準備中である。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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