研究課題
基盤研究(B)
9.11事件は国家と個人(アル=カーイダ、ターリバーン)の対立構造を生み、パキスタンはテロ頻発といった治安問題や、対米関係悪化と対中国関係強化という国際関係で大きな変化を生んでいる。一時は対テロ戦争の前線国として国際的支援を受ける軍の影響力が増大したものの、2度の総選挙で民主化が進んでおり、9.11以降の世界情勢においてパキスタンは示唆に富む社会変容を遂げていることが明らかとなった。
南アジア・イスラーム論