研究課題/領域番号 |
23310186
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
赤堀 雅幸 上智大学, 総合グローバル学部, 教授 (20270530)
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研究分担者 |
東長 靖 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (70217462)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 国際研究者交流、フランス、トルコ / 東洋史 / 文化人類学 / イスラーム / スーフィズム / 聖者 / 宗教 / 預言者 |
研究実績の概要 |
本研究は、近現代のスーフィズム・聖者信仰複合について、思想研究、歴史学、人類学の専門家による現地調査を推進し、それら専門家の議論を通じて相互の了解を深め、より総合的な理解に達しようとするものである。研究の最終年度である今年度は成果のとりまとめを中心に、具体的には以下の活動を行った。 研究組織については事務局を上智大学に置く体制を維持した。 現地共同調査には、8月後半に研究代表者1名(赤堀)、研究分担者1名(東長)、連携研究者2名(高橋、三沢)、研究協力者2名(うち1名をパリ、1名をロンドンより招聘)を派遣し(うち2名、赤堀と高橋が本助成により出張)、アンカラ周辺の複数都市、村落において調査を実施した。個別調査については平成27年2月に研究代表者1名(赤堀)をロンドン、3月に連携研究者1名(三沢)をイスタンブルに派遣した。後者は共同調査の補足調査である。 研究会については、7月に上智大学で1回、9月に連携研究者(三沢)の所属先である東洋大学の施設で2日間の研究合宿を1回実施した。また、3月に京都大学で若手研究者の発表を中心とする国際ワークショップを開催した。 研究成果の発表については、8月にアンカラで開催された第4回中東研究世界大会で1部会を組織し、研究代表者1名(赤堀)、連携研究者1名(高橋)、研究協力者2名が発表し、研究分担者1名(東長)、研究協力者1名がディスカッサントを務めた。その内容をさらに洗練し、『イスラーム世界研究』8号(2015年)に研究代表者(赤堀)を編者とした特集を組んで発表するとともに、一般向けの図書として『スーフィズムを学ぶ人のために』(世界思想社から刊行予定)の執筆を進めた。 国内所蔵のない関連文献を収集し、研究期間中は消耗品として研究会等に使用し、研究期間終了後には上智大学および京都大学の図書館に寄贈して、若手研究者等の利用の便を図ることとした。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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