研究課題/領域番号 |
23310191
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
北原 恵 大阪大学, 文学研究科, 教授 (30340904)
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研究分担者 |
金 惠信 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (30448948)
平田 由美 大阪大学, 文学研究科, 教授 (60153326)
小勝 禮子 栃木県立美術館, その他部局等, その他 (80370865)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 表象 / 美術 / 戦争 / 移動 / ポストコロニアリズム / ジェンダー / 記憶 / 女性 |
研究実績の概要 |
3年目の最終年度は、1・2年目の研究調査を引き続き行いつつ、以下のことを行った。 ①女性アーティストの作品上映会・講演・ワークショップなどの開催(於・阪大)、②海外調査(韓国・シンガポール・中国)、③女性美術家調査(東京都現代美術館・桂ゆき展、「熱々、東南アジアの現代美術」展・横浜美術館、谷口仙花遺族の聞き取り、「EARTH MANUAL PROJECT」展(アルマ・キント、神戸KIITO)、あいちトリエンナーレ(名古屋市、岡崎市内各所))、④戦時期中国を描いた戦争画調査(早稲田大学)、⑤関連学会・研究会での発表、⑥「官展にみる近代美術展」(福岡アジア美術館ほか)の協力、⑦関連文献・資料の収集、⑧最終年度のとりまとめ(科研報告書出版)など。 さらに、繰越として、平成26年6月にはオランダで開催された、ワッセナーNIAS「第二次大戦下および戦後のアジア・ヨーロッパにおける戦う女性」をテーマにした国際研究会に出席。主催はNIOD(Institute for War, Holocaust and Genocide Studies)と関西学院大学。さらにライデン大学東アジア研究の図書館訪問・調査、イギリスにおける戦争関係の展示なども調査した。 本科研プロジェクト期間中にメンバーによって出版された著作物は多数ある。北原恵編著『アジアの女性身体はいかに描かれたか――視覚表象と戦争の記憶』(日本学叢書4、青弓社、2013年1月)は、メンバーの多数が論考を寄せているが、各自の研究発表の多くは、2010年7月に大阪大学で開催されたシンポジウム「視覚メディアに描かれた「日本」/「アジア」女性の身体」がもとになっている。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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